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2009年 06月 29日
スコットランド手織コースの時に必ず訪れたのが
インバネスの東約50kmの所にあるElginという町になるジョンストンズという織物工場です カシミヤの紡績と織り、ニット、をしている大きな会社です 工場内のツアーはいつ見ても、楽しいものですね 今回はカシミヤの布を洗ってからブラッシングする工程を見ることが出来ました 回り始めたら、綿埃が舞い上がりました 大きなドラムにびっしり付いているのは、ティーズル この写真のものは、もう随分使っているのでしょう、毛が沢山付いています 少し離れた所に、次のものが用意されていました 手織のカシミヤの布はこんな引っかかりやすいティーズルは使えません 私はワイヤーブラシを使って起毛します 今回のジョンストンズの訪問で事前に特別お願いしていたことがありました それは、1874年から工場に残る生産記録アーカイブを見せていただくこと その中にある布を着ていた人たちのことをちょっと考えました 私が織りたいと思っているのがこの頃のチェックなので、感激! ず~っと昔と思ったけど、1874年から2009年、たった135年なんですね タータンを含むスコットランドチェックが発達したのは産業革命の後、 1700年代の終わり頃からです
by turriff
| 2009-06-29 22:40
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