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2015年 01月 13日
今年初めての3連休、後半の11日12日は工房でチェックデザインの講習会でした
関西から2人参加され、工房の生徒さんも加わって6人でした 定員8人だけど、このくらいが丁度いいかな・・・ この講習会は、手織りのためという限定がついているので 織り易いデザイン、作品にするときにスッキリ見えるなど、計算が大事になります 今回は、チェックデザインの構築というより、 色をどのように組み合わせるかの話が多くなりました 工房にある糸を全て出して、色相環のようにならべました ![]() 例えば、緑でも青の色味が強い色と黄色の色味が強いもの・・・と 少し色を分析してみることが出来ると、組み合わせの参考になります 一度で素晴らしい色の組み合わせと言うのは難しいので 色々試してみることが大事ですね 工房にあるチェックをほぼ全部引っ張り出して、見て頂きましたが、 あっという間にテーブルに山が出来ました ![]() 他の教室で、ラムウールの単糸を使ってストールを織った方が、 経糸が切れて大変な思いをされたとか クルクル絡まるのが難しかったという話を伺いました そこから見えてきた事です 経糸を整経するときは、 慣れない方は1本、また2本程度にして、均一にきれいに作ること やり直しをすると、糸を必要以上に障ることになりますから、 撚りが取れる原因にもなります 撚り止めは一応してあるのですが、 双糸に比べ絡みますから整経台から経糸を外すときに 要所をしっかり紐で縛り、巻き取りの時は束のままテンションをかけます 1本は弱くても、束にすると切れませんからピント引っ張って巻いてください 筬を通してから、織機の後ろに座って綜絖通しをするやり方も有りますが この糸には向いていないかもしれません 慣れた方は余り糸を触らずに作業ができるのですが、 特に初めての時などは、経糸の切れや絡みにつながります 絹や綿の糸のように大管に巻いて、複数の経糸を同時に整経するのも 慣れている方は大丈夫でも、慣れないとトラブルの元 チェックのデザインによっては、1本ずつ整経することもありますから 簡単な方法から初めて、大丈夫だと思ってから試されると良いと思います この糸は工業用の糸ですから、機械にかけて織ります 合った扱い方をしてあげれば、切れることは有りません 織る時も経糸に程々テンションをかけて下さい やり方、考え方、色々ありますが どれが絶対だということは有りません 人の好みや慣れも違いますから、大事なことは自分で考えること 理にかなった事は、いつも答えをくれると思います それを自分で確かめると、自分のやり方が出来上がってくるでしょう また、会いたいですねぇ~ と終った講習会 2日間で仲良くなりました チェックの魔法がつなげる仲間でしょうか ![]() にほんブログ村 ■
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by turriff
| 2015-01-13 08:25
| 工房・講習
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